殻をやぶれ
もし今の私が20年前の私にアドバイスを伝えられるとしたら、何を伝えたいか。
それは、『殻をやぶれ』だ。
10代の頃は、ダンスが上手になったらダンスの仕事ができると思っていたし、ダンスが上手な人が評価されると思っていたし、ダンスのうまさで全てが決まると思っていた。
なので、ダンスの技術をあげることに必死だった。そして、20代になると表現力も必要だとわかって、表現力をあげる研究をしていた。
もちろん、技術や表現力をあげることはとてもとても大切だし、それをやってきたから今の私があると思う。でも、そういう目で社会を見ていたので、自分よりも技術のない人が評価されたり、オーディションで良い成績を出すと、理不尽に感じていた。
そこで、大切なことに気付けばよかったのだが、自分の外見のせいにしたり、自分の何かがダメなんだと、そういう目で自分をみていたのでなかなか気付けなかったし、受け入れられなかった。
だから、今の私が当時の私に伝えられるのなら、技術や表現力はもちろん大切だけど、それよりも自分を輝かせているか、魂から踊れているかはさらに大切だということを伝えたい。
今考えると、気付けるチャンスはたくさんあった。でも、そのときはいじけるだけで、気付けなかった。
で、自分が合格できたオーディションっていうのは、自分がまずすごく楽しんでいたものだし、勇気もだして表現したもの。
自分はこうだ!と、バーンと出せたもの。
自分を思い切り出せたらどんな結果でも受け入れやすい。自分の本気で取り組む。殻をやぶる。勇気を出す。
でも、勇気を出せなくても、うまくできなくても、そんな自分もありだ。それが必要だった。
そこで何を感じるか、どうしたいかを見つめるきっかけになればいい。
そういう感情を味わうことも、自分を大切にすることのひとつ。無視せずに向き合う。
とにかく、気持ちに素直に、本気で取り組む。
臆病になってる場合ではないのだよ。
とね。
石川のダンスレッスン、8月はお休みします。
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