まず自分の色を出すのだ!!
演じるとか、表現するとか、私は昔からわりと苦労してます。得意ではないんですね。
で、先生やプロデューサーがどういう演技をもとめているかをすごく気にして、それをやろうとするけど、なかなか評価してもらえない。
自分にはないものになろうとしたり、うまくいかないんです。
それで、自分がプロデュースする側になってわかったのは、”こういうイメージでやってほしい”というのを伝えるのが難しいということ。
演じる側に頭の中をパカっと割って、こんなイメージだと伝えられたらどんなに楽か、というのを100万回以上思った。
演者ひとりひとりと丁寧にコミュニケーションをとれたらもう少しうまくいくのかもしれないが、私はコミュニケーションをとるのも、また苦手だったりする。
そして、中にはすごく勘がいい演者もいて、少し言っただけで、”それっ!”としっくりくる表現ができる人もいて、びっくりする。が、似たような経験があったり、似た感性だったりするのだろうなと思う。
また、何度伝えても演者にピンとこなくて、その人の中にまだないことを表現してほしいと言っていたこともある。その場合は、近いものや全く違う表現にしたり、その人にしっくりするものにしたりする。
人はそれぞれ全く違う感性をもっているので、お互いのフィルターを通して、どう表現していくかすり合わせていくのが大切な作業だと思う。
なので、演者はまず自分はこう演じたいというのを出してほしい。これは、私個人の意見なので、プロデューサーによっては、そうでない考えの方もいると思う。
例えば、私が『青』を表現してほしいと伝えるとする。そしたら、演者は自分なりの『青』を表現してみてほしい。
私が思う『青』でなくてよくて、自分なりの『青』
濃い青の人がいたり、緑に近い青がいたり、さまざまな『青』がいて、そこに私がイメージに合うように”もっと透明感のある青で”とか、”もっと明るい青だよ”などを伝える。
自分のイメージと違う『青』があっても、それもありになったりもする。
なので、どんな『青』かわからず、わかるまで透明のまま踊っていても、私は”青だよ”としか言いようがなかったりする。
なので、まずは自分はこうだ!というのを出してみる。すんごい違って、怒られるかもしれない。でも、それで自分を責める必要はない。
自分なりのベストを常に感じ、出していくだけだ。作品作りの楽しさはそこにある。
だから、まず与えられたダンスや作品に自分がどう表現したいかを感じる。自分軸。
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