☆★☆ emoTION主催 石川由佳のダンス人生 ☆★☆

これまでのダンス人生の経験、ダンスについての想い、レッスンクラスでの体験談などを綴っていきます。

ダンスのライバル/メリットデメリット

ダンスのライバル/メリットデメリット

f:id:emojizo:20190404074851j:image

 

みなさんは自分の周りにライバルと思う人はいますか?ダンスクラスの中に「この人には負けたくない」とライバル意識を持っている人がいるかもしれません。今日はライバルについて、そのメリットとデメリットを考えていきたいと思います。

 

ダンスのライバル/メリット

 

ダンスのライバルの1番のメリットはやはり、向上心アップでダンスの上達が早くなることだと思います。あの人には負けたくないと思うことで、その負けず嫌いがパワーになり、たくさん練習するようになったり、自分を見直すようになったりします。

 

ライバルよりも良い成績をとることが目標になるわけですが、近い目標をもって取り組むことは、活力になります。そして、その目標となるライバルもどんどん上達していくので、常に頑張り続けることになります。

 

長くなりますが、最近の話をしたいと思います。先月、お手伝いしていたダンスクラスの発表会で、初めてオーディションというのをやってみました。今まで競うような機会はなく、とても伸び伸びしたクラスで、講師の対応も平和で平等なクラスだったと思います。そんなクラスに初めて「オーディションの上位3人が特別なナンバーを踊れる」というイベントを思いきって企画してみたのです。

 

最近入った子から4年目の子まで、希望者はみんな参加できるということでしたが、今までかなりゆるーいクラスだったので、私と講師は希望者がいるか不安だったくらいです。しかし、14人中11人が希望するということで、かなりワクワクする感じになりました。

 

そして、オーディションのための振り付けを渡したら、みんなそれぞれで2週間自主練習を頑張ってもらいました。今までにないくらい練習する姿が見られました。クラスの始まる前と終わったあとに子どもたちだけで練習していたり、教えあっていたり、とても嬉しい光景でした。みんなすごくすごく頑張っていたので、誰が選ばれてもおかしくない状況になりました。

 

そして、オーディションでは意外な3人が選ばれました。審査は講師に一任していたので、詳しい点数はわからないのですが、結果をみて私が思ったのは伸び率が高い子が選ばれてるのでは、ということでした。1人はいつも家で練習してきてるだろうなと思われるダンス大好きな子で、振りの正確さは群を抜いていました。さらに自分なりの見せ方もあり、研究されていました。あとの2人はどちらかというと控えめで、目立つタイプの子ではなく、ガツガツしてるところもないので、今回のオーディションでスイッチが入ったのでは、と思います。今までにないくらいたくさん練習したのだな、というのが伝わるできでした。

 

講師から見ても接戦だったようで、振りの正確さや表情、熱意などいくつかの項目で審査し、点数をつけて結果を出したようですが、上位に同点がたくさんいて決めるのが大変だったようです。こちらから見たらみんな頑張っていて、上手さも同じくらいなのです。みんなから今までにない熱意も感じ、すでにやって良かったと感じました。選ばれた3人は確実に自信に繋がったと思います。

 

悔しく残念な気持ちになった子はもちろんたくさんいますが、この後の頑張りがすごかったのです。はじめから長く習っている6人のうち、3人がオーディションで選ばれたのですが、選ばれなかった方の3人がとても素晴らしかったのです。気持ちの切り替えがきちんとできたのか、発表会に向けての意気込みがさらに伝わってきました。悔しい気持ちをバネにして、かなり上達したのです。自分を見直し、それぞれの課題に取り組んで、発表会では目立って目を惹く存在になっていました。今回の発表会ではそれぞれが良い経験ができたと思います。ライバルのメリットを活かせたと言えると思います。

 

ダンスのライバル/デメリット

 

ダンスのライバルのデメリットは、ライバルに負けた結果になった場合に自己否定になってしまったり、相手を憎む気持ちになってしまう場合があることです。これはこれで必要な経験だと言えますが、この状態が長く続くと精神的に苦しくなってしまいます。精神面の上達がある程度あれば自分と向き合い気持ちを切り替えられますが、それができるようになるのは個人差があります。

 

しかし、自己否定も相手を憎む経験もあって良いし、これを乗り越えることで心が強くなっていきます。家族やクラスの仲間や先生のフォローは、気持ちを切り替えるきっかけになると思うので、見守りながら良いタイミングでアドバイスできたらと思います。

 

相手を憎む気持ちになってしまうときの理由に、その結果に納得できなくて、モヤモヤした気持ちが相手に向いてしまうというのがあります。というのは、すごくすごく頑張ったのに結果にでなかった場合や明らかに自分より劣ると見えた人が評価された場合、なぜ自分はダメだったのか疑問が生まれ、その理由を良くない方に考えてしまうことがあるからです。

 

よくあるのは、「あの子は先生に気に入られているからだ」や、「あの子の親が先生と仲が良いからだ」というものです。中にはそういう先生もいるかもしれませんが、そのせいにしていては自分のダンスの上達に向かうことは難しいです。

 

そして、自分から見た評価と先生から見た評価は違いがあります。生徒は振り付けの上手さや技術、表情など自分が気をつけている点を基準にした評価だと思いますが、先生はもっといろんな角度から評価している場合があります。自分の大切にしていることと、先生が大切にしていることが違うと評価も違います。もし、疑問に思うことがあったら、先生に聞いてみてください。

 

いただいたご相談にこんなものがありました。動画を送ってくださり、アドバイスがほしいというものでしたが、私が見る限りそこにうつっている誰よりも上手に見え、美しく踊れており、特にここをもっとというのが無かったのです。というのを伝えると、レッスンの最後で2人がピックアップされ、自分はされなかったと。どこが良くないのか、ということでした。

 

選ばれた2人を見てみると、個性的なダンスをしていました。私はクセがないきれいなダンスが好きな傾向にあるので、相談者が一番クセがなく美しいと思ったのですが、ピックアップしたクラスの先生はどうやら振り付けを自分のものにできている、自分らしさを出せた子を選んだのではないかと推測しました。

 

このように好みやテーマによって選ぶ基準というのは変わります。なので、先生の審査結果やオーディションやコンテストの結果が全てだとは思わなくても良いと思います。ただ、その結果というものから、次に自分はどう進みたいかを学びとってほしいです。

 

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

 

LINE@に登録してくださった方に

いち早く石川由佳のダンスレッスン情報をお伝えします。また、LINE@に登録すると1対1で会話できますので、質問や感想などご自由にコメントしてくださいね。ID「@wmp5965g」で検索もしくは下記リンクをクリックで登録できます!

https://line.me/R/ti/p/@wmp5965g

 

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

 

小学生と未就学児のための石川由佳のダンスクラスはこちら。

↓↓↓

emo DANCE schoolのHP

https://emodanceschool.wixsite.com/emotion

 

たまプラーザ駅徒歩2分

★石川由佳のキッズダンスクラス新規オープン★

3歳キッズダンスクラス

アイドルキッズダンスクラス

リトルキッズダンスクラス

無料体験レッスン予約受付中!

 

無料体験レッスンの予約フォーム

https://ssl.form-mailer.jp/fms/d2fef5d2581353

 

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

 

また、私の記事は無許可でシェアしていただいてかまいません。必要な方に届きますように。

 

 

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

 

#ハッシュタグ

#ダンス #ダンサー #emoTION #emo #石川由佳

#レッスン #アドバイス #体 #練習 #ジャズダンス #バレエ #体幹 #引き上げ #基礎 #姿勢 #クラス #レベル #ヒップホップ#フリースタイル#上達 #表現力 #キレ #メリハリ #カッコ良く #感情 #表現 #練習の仕方 #リズム #音楽 #特徴 #右脳 #雑になる #上手 #時間 #おばちゃん #シニア #子ども #ブログ #ついていけない #苦手 #コツ #独学 #体が柔らかい #注意点 #深く #足の裏 #ケア#味方 #自信がない #dance #動画 #自己肯定感 #才能 #強み #仕事 #センター