☆★☆ emoTION主催 石川由佳のダンス人生 ☆★☆

これまでのダンス人生の経験、ダンスについての想い、レッスンクラスでの体験談などを綴っていきます。

ダンスの作品を素敵にするための注意点

ダンスの作品を素敵にするための注意点

 

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振り付け作品を団体や数人で踊る場合、どんなことに気をつけると良いか、より素敵な作品にするための注意点を解説していきたいと思います。私は今までたくさんの作品を作ってきました。そして子どもからシニア世代のダンサーまでたくさんの人に踊ってもらいました。作品を表現するためにどんなことを伝えてきたか、思い出しながら書いていきたいと思います。

 

気持ちの方向性を合わせる

歌詞がある曲で、そのメッセージを表現した作品であったなら、それを踊るダンサーも共通のイメージを持ち、気持ちの方向性を合わせる必要があります。あるシーンのユニゾンで同時に悲しい表情のダンサーと楽しい表情のダンサーがいたら、見る人はそのシーンをどう捉えたらよいかわからなくなります。ストーリーがあり、同時に2つのことを表現している場合はありですが、それぞれのダンサーが好き勝手に感じたままに踊って、そのシーンの解釈が違うと伝えたいことがボヤけてしまいます。

 

振り付け師やプロデューサーが方向性の指示を出す場合もあるでしょうし、ダンサーだけでそのナンバーの方向性を決める場合もあります。どちらにしてもその作品をどう見せたいのか、共通のイメージを決めると良いと思います。

 

また、作品の中で一番伝えたいことを把握したり、このシーンはこう見せたいなどの設定も全員が把握していると、より伝わる作品になると思います。踊るダンサーがみんなそれを意識して表現するようにしましょう。

 

周りを感じて踊る

ほとんどのダンサーはチームで踊るとき、みんなでカウントを合わせるように練習すると思います。しかし、人によって音の取り方が違います。音を早くとる人、遅くとる人がいるのです。同じカウントでもその人の音の感じ方が違うのです。合わせるときにアクセントがほしい箇所に掛け声などを出して練習すると、細かいカウントまで揃えることができます。

 

また、1エン2エンと刻みながらカウントで合わせながら踊るとできていても、曲をかけるとズレてしまうことは良くあります。曲を聴いて踊らず、カウントで踊っているのです。そういうときは曲を口ずさみながら合わせたり、練習方法を変えてみてください。曲も誰かの演奏なので、ほんの少しずつ微妙にズレているのです。それを感じながら踊る必要があります。

 

わかりやすいのが、練習をCDなどでしていて、本番は生歌と生演奏で踊るとき、明らかにバンドやボーカルの人はCDとは違うカウントになります。そっちを感じて踊れるかどうかは大切です。歌、声、リズムを感じて踊るようにしましょう。見え方が全然違います。一体になるとは周りを感じて踊ることです。

 

ダンスのみの作品のときも、決められたカウントで練習しますが、周りを感じながら踊ることも大切です。これは、周りを気にして周りをキョロキョロ見ながら踊ると言っているわけではありません。自分に集中している中に周りを感じてる意識があるということです。全体を含め自分という感覚とも言えます。自分が踊りながら、全体も見ているような感覚とも言えます。

 

パワーを調整する

一番良くあるのが、メンバーの中に一人すごくパワフルに踊る人がいて、その人ばかりにめがいって、他のところがボヤけてしまい、大事なシーンをお客さんが見落としてしまうことです。パワーがあることは良いことですが、パワーだけがすごくて、雑な踊りになってしまっていたらそれは悪目立ちになってしまいます。パワフルに踊っていても、細部にまで意識が届いていたら良いですが、見せたいところを理解してパワーを調整できたら良いでしょう。

 

基本的にパワフルなダンサーは素敵で目を引く存在です。作品を踊るメンバーがみな同じくらいパワフルでキレキレだったら、それはすごく見応えのある素敵なナンバーだと思います。ただ、パワフルさはなくても、繊細な表現ができるダンサーもいて、作品によってはそっちを見せたい場合もあると思います。基本的にはパワフルな人に周りが合わせるように頑張ると思うのですが、パワフルな人が少しパワーを抜くと一気に全体が見えて、良くなる場合もあります。それはしっかり話し合ったり、いろんなパターンをやってみたりして、相談してして決めてみてほしいです。

 

自分の色を出す

前にもこんな記事を書きました。

まず自分の色を出すのだ!! - ☆★☆ emoTION主催 石川由佳のダンス人生 ☆★☆

 

ここにもあるように、振り付け師やプロデューサーの頭の中を見せることができたら、作品のイメージはこんな感じと伝えられるのですが、イメージを言葉で伝えるのが本当に難しいのです。言葉で伝えたとしても、その言葉のイメージは受け取る人によって違うので、なかなか伝わらないもどかしさを毎回感じます。

 

なので、だいたいのイメージやストーリーが伝わったら、ダンサーが自分の感じたように表現してみる必要があります。そして、それを見た振り付け師やプロデューサーがさらにどうしてほしいかを伝えるのです。踊りながら会話しているように修正していくのです。なので、それを振り付け師やプロデューサーの意向と違う表現をしたからと落ち込む必要はなく、一緒に作っていってるという感じに受け取ってほしいのです。

 

はじめからイメージぴったりに表情できるダンサーもいますが、たまたまだし、感覚が似てる人だったのだと思います。何度もダメ出しをもらったと、悲しむのはちょっと違うのです。一緒に何かを作りあげるときは、必要な作業です。「違うよ」と言われたときに「ダメだよ」と変換していませんか?「赤じゃないよ青だよ」と言われたような感じです。赤がダメなのではなく、今回は青でいきたいというだけのことです。理解してもらえたでしょうか。(^ ^)

 

昨日は更新できませんでしたー💦

更新記録ストップしてしまいました、、、GW中は自分の時間がうまくとれず、更新できない日もあるかもしれませんが、GWが終わったらまたバシバシ更新していきたいです。みなさまも素敵なGWを過ごしてください。

 

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