☆★☆ emoTION主催 石川由佳のダンス人生 ☆★☆

これまでのダンス人生の経験、ダンスについての想い、レッスンクラスでの体験談などを綴っていきます。

「リズムにのれない」「リズムがわからない」ときにやる3つの練習方法

「リズムにのって!」と言われても、そもそもリズムがわからない、リズムにのってるつもりでもできていないと言われる、はやどりをなかなか直せないなど、「リズムにのること」に苦労している人は少なくありません。

 

幼児期から、ダンス教室や音楽教室に通っていた人は考えなくても、リズムをとることが身についている場合が多いですが、音楽を聴く習慣がなかった人は特に、リズムがわからない人は多いです。

 

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小学校の頃、音楽の時間に歌に合わせて手拍子をすることがあって、クラスの半分くらいは出来てなく、びっくりした記憶があります。しかし、これは練習することでできるようになります。

 

ここからは、リズムにのるために実際にどんな練習をすればいいかをご紹介します。

 

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①曲をしっかり何度も聴く

リズムにのれない人の多くは、音が聞こえてないことが多いです。誤解を招くので、説明しますが、音は聞こえてるのですが、メインの音しか聞こえていない場合があるのです。例えば、ボーカルやメインとなるメロディのみにフォーカスしており、ドラムやベース、細かく刻んでる音などその曲自体に使われてる音の半分くらいしか聞こえていないのです。

 

与えられた振り付けは、メインの音のみに当てはめられているのでしょうか。アクセントのある音以外にも、裏で聞こえる音にもはめている場合があります。どんな楽器のどんな音で構成されているか、しっかり何度も聞いてみましょう。

 

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②曲を聴きカウントを数える

そして確認してほしいことは、曲のカウントが数えられるかどうかです。ダンスのレッスンでは、1.2.3.4.5.6.7.8と8カウントずつ数えながら練習することが一般的です。これは、2小節を1つのまとまりと考えて、カウントしています。曲を聴いてみて、カウントできれば今度はさらに刻んで数えてみます。

 

1と2の間にも音を感じ、1.エン.2.エン.3.エン.4.エン...とカウントしてみます。先程の8カウントより刻むため早いカウントになります。これも、1.エンから8.エンまでカウントしてみてください。それができれば次の練習方法に進んでください。

 

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③実際に音にのってみる

これはギターの練習用の動画ですが、4ビート、8ビート、16ビートがわかりやすいので、参考にみていただきたいです。

こちら↓

https://youtu.be/4LCicwPOOI8

 

まず、4ビートに合わせて手拍子してみましょう。次に8ビート、16ビートと手拍子をしてみます。音のタイミングや速さを感じ、感覚を掴んでください。16ビートは速すぎて手拍子ができないかもしれませんが、トライしてみてください。手拍子でなくても、右手左手交互に膝やテーブルなどを叩いてリズムを刻んでみる方法でもOKです。このほうがやりやすいです。

 

次に4ビート、8ビートそれぞれの音に合わせて足踏みしてみましょう。


手拍子も足踏みもできたら、次は8ビートでバウンスをしてみます。バウンスについては、おススメの動画があったので見てみてください。

https://youtu.be/Md5eveOLgZA

これの2'37あたりでバウンスという動きをするのですが、これは体全体で8ビートを刻む練習に効果的です。

 

 

どうでしたか?リズムを感じる感覚がわかってきましたか?「リズムにのる」というのは、つまりは音を体に入れ、それを表現している状態だと言えます。例えば、振り付けがメインのボーカルのメロディに合わせていたとしても、メインの音の他にも存在する音も感じて踊って良いのです。

 

もちろん振り付け者やプロデューサーの意向で、あえて単調に踊ってほしいということであれば、それはそういう表現が求められているわけで、無理にリズムを刻む必要はないです。

 

しかし、「リズムに乗って」と言われているときというのは、大抵「音をもっと感じて表現してほしい」という場合が多いです。メインのメロディにはだいたいあっているが、裏で流れているドラムの音には合っていないようなときや、頭の中で数えてるカウントに夢中で音が聞こえてないとき、そのカウントが音に合っていないときだと考えられます。

 

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そして、さらに大切なことは、「力を抜くこと」です。ギュっと力が入ってる状態では、細かいリズムに対応することができません。力を入れるところと抜くところをうまく使いわけることで、リズムが感じられる動きの中にアクセントがついて、見ている人を魅了するダンススタイルになります。

 

リズムに乗れるようになると、自分のダンスがかなり上達します。ダンスと一緒に音を聴く力も育てていきましょう。

 

 

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