☆★☆ emoTION主催 石川由佳のダンス人生 ☆★☆

これまでのダンス人生の経験、ダンスについての想い、レッスンクラスでの体験談などを綴っていきます。

ダンスでキレやメリハリを出すにはパワーバランスと動き幅バランス!

ダンスのキレの出し方や、カッコ良く魅せる踊り方、メリハリのつけ方の質問をたくさんいただいたので、まとめてみました。

 

●ダンスのキレが出せない3つの理由●

ダンスのキレが出せない3つの理由 - ☆★☆ emoTION主催 石川由佳のダンス人生 ☆★☆

 

●「キレ」の出し方●

まず、キレの出し方ですが、以前書いたこちらを読んでみてください。
http://emojizo.hatenablog.com/entry/2017/04/10/203705

 

力を抜いておいて瞬間的に入れるというのは、練習が必要ですが、アクセントをつけるテクニックです。「キレ」というのは、素早く動いてアクセントをつけることで出すことができますが、ずっと力みっぱなしだと、早く動かすことはできません。

 

動き出しにアクセントをつけたい場合は、動き出しに瞬間的にパワーを使います。動きを止めるときにアクセントをつけたい場合は、最小限の力で動かしておいて、止めるときに瞬間的に力みます。アクセントをつけたい箇所がたくさんあっても、これは可能で、上手な人は1カウント毎にアクセントがあったとしても、瞬間的に力むところと抜くところをうまく使っています。

 

そして、アクセントをつけたい体の部分的な場所のみ力みます。手にアクセントを出す振りがあった場合、手にのみ力を入れ、上半身は力を抜いています。このとき上半身に力が入っていると、手の動きに制限がかかってしまい、アクセントがつけにくい場合があります。

 

振りによっては、全身に力を入れてキレを出すものもあります。いろんな場合があるので、研究してみてください。

 

●カッコ良く魅せる踊り方●

この「カッコ良く」というのは人によっていろんな解釈があり、一概にこうとは言い難いのですが、質問をいただく中では、表現力のつけ方やキレの出し方、踊りに磨きをかけるにはどうしたらよいかという内容が多いので、その回答になるようなことを説明していきます。

 

まず、「キレ」については上記に書いたので省きます。

 

そして、振りの中でカッコ良さを出すというのは、心に余裕がないとできないものなので、踊りを頭で考えなくてもよいくらい、振りを体に覚えこませることが重要です。

 

これは、カッコよく踊るための準備段階として、体に振りを覚えこませているという状態が絶対条件ということであり、体に振りが入ってスムーズに踊れるようになったら、カッコ良くなっているのかといったら、それは別です。

 

踊りが自分のものになっているかが大切です。パワーが足りなかったり、振りを踊ることに夢中で必死さが出てしまうと踊らされているかんじに見えてしまいます。

 

そのことについてはこちらの記事も参考にしてください。

http://emojizo.hatenablog.com/entry/2017/11/13/005847

 

 

それから、動きの表現力として、音にしっかりはまっている必要があります。音を表現するとカッコよく見えます。言葉で表現するのが難しいのですが、バンという音にはバン、ドンという音にはドン、とイメージできる踊り方をします。

 

音をしっかり聞いて、その音と動きがリンクするように踊ることを意識します。アクセントのある音なのに、アクセントのない動きやキレがない動きだとリンクせず、カッコよさはうまれません。

 

それから、イメージ力!!例えば、バンっていう音でアクセントをつけたいときに、頭の中でも心でも全身でバンっていう音を感じて出すイメージ。感じて踊る。アクセントのある音を言いながらやるとイメージしやすいかもしれません。そういう表現力もカッコよさに繋がります。

 

 

歌詞がある場合は、歌詞と表情がリンクしていることも大切です。切ない歌詞なのに、ニコニコ笑顔で踊るとフィットしません。

 

さらに、研究してほしいのは首や顔の角度や手の位置など、自分がかっこよく見えるところを見つけることです。例えば、首を斜め45度くらいに傾ける振りがあったとして、ある人は微妙にアゴを引いたほうがカッコいい場合があったり、ある人は顔の向きを微妙にズラしたほうがカッコいい場合があります。大きく違うわけではなく、微妙な調節をするかんじです。それが個性になっていきます。

 

●メリハリのつけ方●

力を抜いて、瞬間的に入れてキレを出すのも、メリハリの1つと言えます。その他に全体を通してでも、一部分の振りを見た中でも、大きく踊るところと繊細に小さく踊るところの差をつけることもメリハリを出す方法としてのテクニックです。

 

メリハリは、力配分の差や動きの大きさの差で出すことができるので、全部を100パーセントのパワーで全部大きく踊るのができるようになったら、パワー配分と大きさの配分を考えて、個性を出していったらいいと思います。

 

大きさの配分なんですが、今の踊りの可動域よりさらに大きく踊る練習もしてみると良いでしょう。今手が届く範囲のもう一つ先まで大きく踊る。そうすると、次の音や振りに間に合うようにシュッと動くから、キレもでる。最初からうまくできることではなく、コツコツと練習が必要ですが、やっていくうちに体幹も鍛えられてきて、芯ができてくると思います。

 

 

いかがでしたか?ダンスを上達させたい方の参考になれば嬉しいです。

 

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http://emojizo.hatenablog.com/entry/2018/07/24/150737

 

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