かっこいいだけの振りはかっこよくない
子ども向けの番組、いないいないばぁの振付が素敵だと思う。
好みなのか、しっくりくる。
私が好きな振付師として名前をあげるなら
tovaris wilson
nick wilson
かっこいい振りが好きなのではない。
というか、わたしがかっこいいと思う振りは、世間的にはかっこいいとは表現しない。
テーマと音と歌詞とダンサーとがうまく表現されてるものが好だ。
どんなジャンルのダンスでも。
だから、やっぱりダンサーというか表現者が大切で。
歌詞の情景が目に浮かぶような、空気感を伝えたいのだけど、それをダンサーが組みとって表現しなかったら伝わらない。
それをプロデューサーがダンサーに指示して調整して、作品を見せたいようにつくる。
カンが良いダンサーは、音や歌詞を、与えられた振りにピンときて表現できたりする。
すごい。
でも、ほとんどは1つ1つをこう表現してほしいと伝えないと、何も見えない振り付けのままになってしまう。
ダンサーは、振り付けを自分に落とし込んでほしい。
なぜここで手を胸にあてるのか、
なぜここで上を見るのか、
一つ一つの振りに何かがある。
以前、歌詞をイメージしてつけた、ある振り付けがあって、とても簡単な手振りだったのだが、ダンサーに踊ってもらったら笑えるかんじになってしまった。この振りをそう解釈したのか、何も考えずに踊るとこうなるのか、私のイメージとは間逆の方向にいった。
歌詞を感じて踊ればメッセージを表現できる箇所だったので、これほどまでに見え方が違うのかと、少し残念な気持ちもありながら、調整した。
表現する側の影響はすごい。
emoTIONでは作品に対して、出演者で話し合ってもらうことも多い。
何度か上演した『恵み』という作品では、
大地、風、水、花、森などに役がわかれており、それぞれが役について知識を深め、一つ一つのシーンをどう表現するか話しあった。
水を例にあげると、雨や川、また流れる速さなども違い、さまざまな表現ができる。
これをチームでどう見せるか話してもらう。
私のイメージを超えた作品になった。
バレリーナが本物の白鳥をみて研究するように、ダンサーはダンスを練習する以外にも、表現力などの力をアップさせる方法はたくさんある。
私は表現がのってる振りや、表現者であるダンサーが好きだ。
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2017年07月9日(日) ・23日(日)
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※一人一人に必ずスキルアップしてもらうため、参考に事前にアンケートをさせていただきます。
受講者がイメージするダンススタイルに近づくために今何をしたらよいかのアドバイスや良い点、素敵なところをレッスン後にメールでお伝えします。
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