☆★☆ emoTION主催 石川由佳のダンス人生 ☆★☆

これまでのダンス人生の経験、ダンスについての想い、レッスンクラスでの体験談などを綴っていきます。

自分のダンスなぜ認めてもらえないのか

努力してるのに、

やれることは全部やってるのに、

認めてもらえないことがあります。

 

オーディションに落ちたり、

いい役がもらえなかったり、

センターになれなかったり。

 

そのときに自分の中にうずまく

”私は認めてもらってない”

”私はダメなんだ”と

悔しく悲しい気持ちになること、誰もが経験したことがあると思います。

 

 

私もたくさん経験してきました。

そのたびに自分には価値がない、私はダメなんだと落ち込み、ひねくれ、人のせいにしてました。

 

でもね、あるときもう嫌になったんです。

認めてもらえなくて、つらい。それがきつい。

で、もう辞めよう!!と!

私は周りの人を認める人になる!

認めていくお手本になる!くらいになる!

みたいな。

 

 

で、そのときの職場を離れまして。

次に仕事した場所で、とっても喜ばれまして、振り付けと出演もしたのですが、それを見ていた方に振り付けの依頼をしてもらい、仕事が繋がっていきました。

 

 

前の現場と次の現場、何が違うか。

 

 

 

 

私の意識が違うんですね。

 

 

 

認められたいとがんばっていた現場と

認めていくと決めた現場。

 

 

認められたいとがんばっていた現場は、

自分を責め、あの子みたいに認められるようにと自分じゃない誰かになろうとしていたり、自分の嫌いなところをさらに嫌いになっていました。体にも感謝できなかった。

 

 

認めていくと決めた現場は、そこで自分ができることは何か、一緒に仕事をするメンバーが素敵に見えるにはどうするか、この場が素敵になるにはどうするか、自分が素敵になるにはどうするかを感じ、考えることができました。

 

 

 

今だからわかるのですが、

まず”自分が自分を認めてない”のに、

周りから認めらないですよ。

 

周りに認めてほしかったら、

まず自分が自分を認める。

 

 

例えば、受けたいオーディションがあったとして、自分がそのオーディションをする側だったら、自分を合格にするか。

 

OKなら、自分はそこに貢献できる人間だって認められているかも。

 

いや、自分なんかとらない。って人は、なぜとらないか感じてみてほしい。

私は可愛くないから、

私はスタイルよくないから、

私はダンスのレベルが達してないから、、、

 

自分が自分のことをどう思っているのか。

 

そして、それなら自分はどうありたいのか。

 

そもそもそのオーディションは、自分に合っているのか、なぜ受けたいのか、感じてみてほしい。

 

 

 

そして、私が審査する側になったときにわかったことがあるんですが、

 

私の審査の基準は、

 

ダンスのうまさでもなく、

スタイルの良さでもなく、

 

基本的にかわいい人は好きですが笑

 

 

私の基準が ”ハッピー度”なんですよ。

私のジャッジの基準が”ハッピー度”

 

 

オーディションで順番に踊ってもらうじゃないですか。で、ジッとみてるわけですが、ニヤニヤしてきちゃう。受けてるみんながハッピーで、かわいくて。

 

で、私はこの人と仕事したいなーって思う人、共通点あげると、オーディションが楽しそうなんです。もちろん、ダンスも基礎があってそれなりに上手だっていうのはあるんですが、

自分の番も楽しそうだし、人がやってるときもニコニコしてみてる。雰囲気がいい。

その場を楽しんでる人、今を生きてる人なんですね。

 

これが私のジャッジ。

 

でも、このオーディション、最終決定権は私にはなく、プロデューサーにあり、私はアシスタントだったので、自分の意見を伝えるだけで、実際はプロデューサーの基準で選ばれました。

私と全然違った!面白かったです。

 

 

つまり、私の基準は、ハッピー度だったので、自分のこともこうありたい、と思ってるし、目指してるし、ここに価値も置いてることになる。ハッピー度ってアバウトなんですが、私の言うハッピー度は、”今ここを楽しんでます!ダンス大好きです!踊ってるとき幸せなんです!”

みたいなこと。

 

 

だから、そうじゃない現場を私がオーディションで受けたとして、求められてるものが違うから、受からないですね。受かったとしてもその現場が幸せじゃない。合わない。

 

 

だから、私が審査したオーディション、もし私が受けたとしても、受からないですね。

 

 

だから、オーディションを例にしてますが、

落ちてもそれはプロデューサーの基準に合うか合わないかであって、あなたがダメかどうかではないということ。

不合格だったからと、私はダメなんだと思うのがバカらしいくらい、そのプロデューサーの価値観に合わせなくてよいなと思います。

もし、そのプロデューサーの価値観と自分がばっちり合う、でも不合格なら、あなたの中にまだ栄養をあげてない魅力があるのかも。今から育てていく魅力。もっと磨かれる魅力がある。

それを気付かせてくれるための挑戦だったかもしれないし、自分が本当に合う場所に道案内されてる不合格なのかもしれません。

 

 

そして、私、言われてびっくりしたことがあるのですが、

 

”主役に選んでくれて、やっと私を認めてもらえた”

 

私が選んで決めたのですが、

 

えーーーーーー!!!ヽ( ̄д ̄;)ノ

 

っとなりまして。

主役じゃなかったら、認めてることにならないの??いやいや、もうずっっっと前から認めてるし、、、

 

素敵だってずっっっと前から思ってるし、

 

たまたま役が合うから選んでるし、

 

主役じゃない人もみんな認めてるし、、、

 

一番上手い人が主役っていうわけじゃないし、

 

一番かわいい人が主役っていうわけじゃないし、

 

一番お気に入り?!が主役でもない。

 

自分の作品がよりお客さんに伝わるために、一番合うキャスティングなわけで。

 

人の判断基準って、人それぞれですね。

 

私が認めてるっていうの、本人の受け取り方次第だから、全然伝わらない場合あります。

 

レッスン中に、

『はい、あなたのこと認めてるー、はいあなたも認めてるー、そこのあなたも認めてるー』

とか、伝えないですもんね。

 

私の中で認めてることが当たり前すぎて、

口に出すことでもないくらい。

 

先生はね、絶対認めてると思います。

生徒の良いとこ、たくさん知ってます。

そこを見つけて伸ばしたいと思ってますもん。

指摘も、そこをベースにやってます。

だから、先生に認められたいってね、

もう認められてます。もう認められてます。

 

なのでね、認めてもらいたいと感じたとき、

自分がまず認める。そして、すでに周りには認めてもらってるんだという認識でいること。

それをベースに好きなことをやる。

 

自分が自分を認められない場合、

まず自分を知る!!意外に知らないですよ。

私、ちょっと前に”私の特技なんですか”って、Facebookできいてみたら、私の知らない私のことがいっぱい書いてありました。

そして、なりたい自分にいつのまにかなってました。ありがたや〜

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。今日もハッピーな1日になります。