☆★☆ emoTION主催 石川由佳のダンス人生 ☆★☆

これまでのダンス人生の経験、ダンスについての想い、レッスンクラスでの体験談などを綴っていきます。

ダンスの評価は頑張った量ではなく「でき」

ダンスの評価は頑張った量ではなく「でき」

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私は幼少期からバレエを習っていて、その頃からずっと理不尽に思ってきたことがあります。それは、体が固かった私が毎日ストレッチを頑張ってできるようになっても、最初から体が柔らかい人の方がさらに柔らかくなり評価が高いということです。先生はもちろん体が固いことは知っているので、頑張っているという良い評価はもらえますが、発表会や外部のイベントなどでは、どれだけ頑張って今のダンスができているかなど関係なく評価されるのです。それは見えないものなので当たり前ですが。

 

足首が固すぎる

私の話になるのですが、私は股関節は柔らかいのですが、足首から下の関節がものすごく固いのです。まず、準備運動などでよくやるつま先を握って足首を回す体操、あれなんですが、可動域がすごく狭いんです。足首を伸ばすポイントという位置にしても、足のラインの延長線上に真っ直ぐ伸びず、足首から先が上に上がってしまいます。伸びない足なのです。

 

さらに、足の指の付け根も固いため、ルルベができない。90度に立つことができず、みんなと同じ内容のレッスンができませんでした。ルルベはすべての動きに影響するので、苦労した思い出があります。修正し出したのは小学生の頃でしたが、ルルベが正しくできないと変な位置に筋肉がついてしまいます。トゥシューズも他の人が履き潰した伸びきったものを使ってやっと立てるくらいだった記憶があります。とにかく、足がいつも痛く、子どもだったのでケアもわからず、足の負担はすごかったと思います。

 

先生には恵まれていて、その使いにくい体をよく見て指導してくれました。先生も体が固くて苦労してきた経験があり、気持ちが分かると言っていました。先生から教えてもらった足首を伸ばすストレッチを家でも頑張っていたのですが、1人ではできず、うちは親が忙しかったので重い物を工夫して使ったりしてやっていました。一度ファンヒーターの下の隙間につま先を挟んで伸ばすということをやって、壊して怒られたこともあります。笑

 

努力は見えない

ここまで頑張ってやっと真っ直ぐくらいにはなったのですが、ニョキッとカープの美しいつま先にはならないわけで、本当に羨ましいのです。それを最初から持ち合わせてる人と一緒に踊ったとして、やはりその人の方が評価が良いのです。私の努力は全く見えないわけです。クラスの先生は頑張ったことが見えるので、それが評価になりますが、審査員などはじめて見る人の評価は違うのです。評価というのはそういうものだという現実を受け入れられず、20代まで引きずっていたと思います。理不尽さを解消できず、でもダンスはやめられず悶々としたまま続けてきたのです。

 

理不尽さが爆発する

華やかな可愛い顔や、足の長い美しいスタイルを持って生まれた人、体が柔らかい人にかなり理不尽さを感じてました。それだけでやはり評価が高いのです。その人たちもそれぞれコンプレックスがあり、悩んでいるのですが、私がほしいものを持っていて羨ましいのです。こういう人はたくさんいると思います。

 

太りやすい人はたくさん食べても太らない人が羨ましいし、背が低くなるべく高く見せたい人は背が高い人が羨ましい。そのためにすごく努力していても評価には努力は反映されません。ダンスのオーディションではその日の「でき」が審査の対象なのです。この人は体が固いのにここまでなるのに頑張ってきたんだなーなんていうのは無いのです。

 

だから自分は何をやるか

ダンスはこういう世界なのです。だから自分は何をするのか、それがとても大切です。人一倍努力するという選択もあるし、ダンスをやめて違うことを選択することもありです。ダンスが大好きだったら向かないからといって、辞める必要はないのです。ただダンスで仕事がしたいのなら、たくさん努力が必要です。

 

私は幼少期からやっていたため、それが救いでした。固い体と向き合い、コツコツやってきた時間が長かったので、それなりにできるようにはなっていたし、精神面もかなり鍛えられていました。不器用なところもありますが、バレエ時代の長い時間があったから、できるようになったことがたくさんあります。

 

自分の子どもにダンスやバレエをやらせたいという方で子どもが不器用な場合は、4歳くらいからやらせても良いと思います。その子のやる気や成長の度合いもあるので、様子を見ながらで良いと思います。

 

だから何をやるか「私の場合」

私の場合はバレエをやめて、ジャズダンスを始めました。同じバレエ教室で16年くらい習いましたが、バレエはもう充分やったという気持ちになっていました。自分の限界までやったなと。それで、従姉妹が習っていたジャズダンスを見に行っていたので、そういう世界があることも知っており、習うことにしたのです。

 

自分なりの「でき」を良くしよう

ここまで評価について、頑張りは反映されないということを書いてきました。だから、自分は自分のために何をしてあげるのか。ダンスの質を上げるために人一倍努力するしかないのです。やはりコツコツなのです。そして、それが評価云々以上に自分にとっての宝物になっていきます。思いつくことは全てやってみる気持ちで取り組んでください。

 

努力してきた経験は宝物

不器用な人は教えることが得意になります。それは、不器用な人の気持ちがわかるということや、体について研究してる人が多いこと、頑張り方を知っているからです。あまり練習せずにできる器用な人というのは、生徒を見てなぜ出来ないかがわからないといいます。なので、できるようになるためのアドバイスもわからないのです。もちろん器用でも教えるのが上手な先生もいます。

 

また、苦労しながらダンスをやってきた人ほど、粘り強い精神力を持っているので、落ち込んでも立ち直る能力が高いです。すぐに切り替えることができます。また、苦労してる人を励ますこともできますし、説得力もあります。

 

なのでね、悪いことばかりではないんです。体が固いことや不器用なことは悪いだけじゃない、その人に必要なことを与えてくれるものでもあるし、本当に進みたい道に導いてくれるものでもあるんです。私が器用だったら、体が柔らかかったら、今きっとこんなブログを書いていないと思いますし、素敵な仲間にも出会えてなかったと思います。固い体や不器用さが才能なんじゃないかと思うくらい、今はそれらに感謝ができています。だからあなたも絶対大丈夫です。

 

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