できなくて泣いちゃう子
子どもでも大人でもできなくて泣いちゃうことってありますよね。
思うようにできなくて、自分にイライラしたり、悔しかったり、悲しかったり。
うちの子も1歳になり、いろんなものに興味をもち、触り、遊んでいますが、思ったように出来ずギャン泣きしています。で、泣きながら、思い通りにならないそのものをバンバンたたいてます。そんなに悔しいのかと、なかなか負けず嫌いだなと、そっと見守ってます。
ダンスのレッスンで、できなくて泣いてとまってしまう子もいます。私も子どものとき泣いてました。
忘れもしない、4歳くらいだと思うんですが、スキップしながら手を回すっていうのがすごくすごく難しく見えて、あぁできない、きっとできないとおもいつめて、自分の順番が回ってきたときにやらずに泣いて、最後尾に逃げたんですね。そしたら、また並んじゃってるもんだから、また順番が回ってくるんですよ笑。それで、勇気をもってやってみたら、すごい上手にできたんですね。自分でもびっくりな。あのときの、あぁ自分は絶対できない、無理だ、できないのは嫌だっていう気持ち、初めて感じた不安な心でした。はじめから全部うまくやりたいと思ってるんですね、きっと。
私は、できなくて泣いちゃうの、大歓迎です。
すごくいい!!何がいいかというと、
まず”感情を味わってる”ってこと。
できなくて悔しいにしろ、悲しいにしろ、味わってる。充分に味わったら、自然と次にどうしたいかが出てくる。自然と切り替わる。
感情が出てきてるのに味わわずに、こんなんじゃダメだと無理やり切り替えてやったとしても、溜まっていきます。無理やりポジティブにもっていかないことをオススメします。
お母さんは、泣いちゃってとまっちゃって、クラスが中断してしまったり、迷惑かけてるんじゃないかと心配になったりすると思います。
が、心の成長にとっても貴重な体験をしてるだけなので、見守ってもらえたらと思います。
迷惑かけてもよいです。迷惑じゃなく、ありがたいことなので。その子の周りも一緒に感じ学んでます。
それから、すごくいいと思うポイントがまだありまして、
”できない、できてないことを把握できてる”
”できるようになりたい気持ちがある”
ってことなんですね。
できないこと、できてないことがわかるってことは、観る力がついてきてることだし、体をもっとうまく動かしたい、思うように動かしたいという気持ちがあり、体を意識できるようになってきます。
成長してるんだなぁと、ダンス上手になりたいんだなぁとほっこりします。
なので、ぜーーんぜん問題じゃないです。
いつまでも泣いてるんじゃない!!
お金がもったいないだろ!!
切り替えてしっかり受けてきて!!
と、思うかもしれませんが、
ダンスが上達するために必要な学びを充分に得ています。
その場で、味わいつくして、レッスンに戻れる場合もありますし、もし最後までできなかった場合は、落ち着いたときにでも、どんな気持ちだったかを聞いてあげて、そっかぁ〜そんな気持ちだったんだね〜と受けとめてあげられたらと思います。
それでも、お母さんが子どもをみてイライラする、すぐに切り替えてほしい、なんて場合は、お母さんの内側の問題です。子どもを通して、気付きたいことがありますね。イライラするのは子どものせいじゃないです。(o^^o)
いろんな場合があるので、これ!とは言えないのですが。相談はいつでもどうぞー。
LINE@やってます。登録してくださった方にいち早く石川由佳のダンスレッスン情報をお伝えします。
また、1対1で会話できますので、質問や感想などご自由にコメントしてくださいね。ID「@wmp5965g」で検索もしくは下記リンクをクリックで登録できます!
https://line.me/R/ti/p/@wmp5965g
また、私の記事は無許可でシェアしていただいてかまいません。必要な方に届きますように。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。今日もイライラもモヤモヤもワクワクもるんるんも感じていきましょー