☆★☆ emoTION主催 石川由佳のダンス人生 ☆★☆

これまでのダンス人生の経験、ダンスについての想い、レッスンクラスでの体験談などを綴っていきます。

自分の踊りをみると悲しくなる

「周りの上手い人を見て自分の踊りが悲しくなる」、「心から楽しんで踊ることができなくて悩んでいます」という方からご相談をいただきました。私から見ると上達しているときによくあることで、むしろいい感じと思い、回答させていただきました。同じようなお悩みを持つ方のために、許可を得てシェアさせていただきました。

 

 

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〈ご相談のメッセージ〉

 

はじめまして🙇‍♀️
ダンスが好きでこれからも踊り続けたいと思っているのですが、周りの上手い人を見て自分の踊りが悲しくなります💦
形にはめた踊りしかできなくて大きく感情を表現したり、心から楽しんで踊ることができなくて悩んでいます。

いきなり長文すみません🙇‍♀️

 

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〈石川の返答〉

 

周りの上手い人を見て自分の踊りが悲しくなるのは、「自分のダンスはダメだ」と自分を責めているからだと思います。

 

ダンスを始めて、始めは夢中で練習するのですが、ある程度上達してくると、観る目も育ってくるので、周りの良いところに目がいったり、自分のできてないところが気になるようになります。これは、よくあることです。

 

ただ、悲しくなってしまい、ダンスへの情熱より、絶望感が強くなってしまうと、やる気が起きず、楽しく踊ることができなくなってしまいます。

 

それで、そのときに大切なのは、自分の気持ちに気付き、自分の味方になってあげることです。

 

"型にはまったダンスではなく、伸び伸びと表現するダンスがしたい"

"心から楽しんで踊りたい"

"〇〇さんのようにもっと上手に踊りたい"

などがあるのではないでしょうか。

 

すでに、このような気持ちに気付いていて、受け止められているようなので、いい感じです。

 

次に自分の味方になってあげることを説明します。周りの人のダンスと比べて、自分はダメだと思っていると伝えましたが、周りの人の良い点を見つけたのなら、あなたもそれができるということです。同じようなレベルでできるということではなく、あなたの中にある同じような才能を開花させられるということです。

 

例えば、大きく感情を表現していることが素敵だと感じた場合、あなたもあなたなりの大きく感情を表現する才能があり、そこに栄養をあげて育てることで、自分を輝かせることができます。同じ才能がなければ、周りの素敵さに気付くことはありません。

 

なので、今あなたは殻をやぶって、大きく感情を表現することを学ぶタイミングにきていると言えます。

 

そこで、やっと自分の味方になるということを説明できるのですが、以下のことをやってみてほしいです。今までの癖があり、変えるのが難しいこともあるかもしれませんが、トライしてください。できなくてもOKです。それでも何度もトライしてください。

 

●今まで頑張ってきた自分を認める
「よく頑張ってるね」と自分に言ってあげてください

●できなかったことと同じくらい出来たことを見つける、そして褒める

 

できなかったことばかりに目がいって、自分を責めてばかりだと、どんどん苦しくなってしまいます。ちょっとしたことでもいいので、できたところを見つけて褒めるようにしましょう。例えば「あきらめずに取り組めた」や「振りを覚えられた」「楽しく踊れた」など、何でも良いです。

 

●恥をかく覚悟をする
おかしくなってしまってもよいので、感情を表現することにトライします。笑われてもいい!と覚悟を決めてやりましょう。そこに恐れがあると前に進みにくいです。はじめはみなできなくて悩みます。例え笑われたとしても、上手くなりたいのなら挑戦する勇気は必須です。

 

自分の中の才能に栄養をあげるというのは、自分が自分を育てていくことです。自分ならできるよ!と応援したり、大丈夫!できる!と励ましたり、自分のために研究したり、できることをやってあげることです。

 

悲しい気持ちになったときは、それを無理に変えず、しっかり感じてください。自然と元気になるようにまずは感じてください。

 

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〈ご相談者の返事〉

 

 ありがとうございます!!
すごく勉強になりました✨
恥ずかしさを捨てて、どんどん挑戦することをこれからの練習で目標にしたいと思います!
周りと比べるのではなく、自分にしかできない踊りを研究していこうと思えました!!
できないこともまだまだ上手くなれるんだと考えて、一つ一つクリアしていこうと思います!

 

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ありがとうございました。嬉しい返事をいただけて、ご相談していただき感謝です。真剣にダンスに取り組んでいる人は、周りの人のダンスもよく見ているので、自分はダメだと思ってしまうことはあります。だから、どうするか、なんです。そこから、自分をどう輝かせていくのか。これからもダンスを楽しんでほしいです。

 

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無料でダンスのお悩み相談やダンス上達のアドバイスをさせてもらっています。わりとメッセージをいただいており、楽しく回答させてもらっております。動画みて具体的にアドバイスがほしい方には、"何分何秒のところのこの振りはもっとこうすると良い"などお伝えしています。わからなければ何度も質問していただいても構いません。

 

ダンスを習っている子どもを持つお母様からのご相談にものっていますので、お気軽にご連絡ください。

 

 

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ダンスでキレやメリハリを出すにはパワーバランスと動き幅バランス!

ダンスのキレの出し方や、カッコ良く魅せる踊り方、メリハリのつけ方の質問をたくさんいただいたので、まとめてみました。

 

●ダンスのキレが出せない3つの理由●

ダンスのキレが出せない3つの理由 - ☆★☆ emoTION主催 石川由佳のダンス人生 ☆★☆

 

●「キレ」の出し方●

まず、キレの出し方ですが、以前書いたこちらを読んでみてください。
http://emojizo.hatenablog.com/entry/2017/04/10/203705

 

力を抜いておいて瞬間的に入れるというのは、練習が必要ですが、アクセントをつけるテクニックです。「キレ」というのは、素早く動いてアクセントをつけることで出すことができますが、ずっと力みっぱなしだと、早く動かすことはできません。

 

動き出しにアクセントをつけたい場合は、動き出しに瞬間的にパワーを使います。動きを止めるときにアクセントをつけたい場合は、最小限の力で動かしておいて、止めるときに瞬間的に力みます。アクセントをつけたい箇所がたくさんあっても、これは可能で、上手な人は1カウント毎にアクセントがあったとしても、瞬間的に力むところと抜くところをうまく使っています。

 

そして、アクセントをつけたい体の部分的な場所のみ力みます。手にアクセントを出す振りがあった場合、手にのみ力を入れ、上半身は力を抜いています。このとき上半身に力が入っていると、手の動きに制限がかかってしまい、アクセントがつけにくい場合があります。

 

振りによっては、全身に力を入れてキレを出すものもあります。いろんな場合があるので、研究してみてください。

 

●カッコ良く魅せる踊り方●

この「カッコ良く」というのは人によっていろんな解釈があり、一概にこうとは言い難いのですが、質問をいただく中では、表現力のつけ方やキレの出し方、踊りに磨きをかけるにはどうしたらよいかという内容が多いので、その回答になるようなことを説明していきます。

 

まず、「キレ」については上記に書いたので省きます。

 

そして、振りの中でカッコ良さを出すというのは、心に余裕がないとできないものなので、踊りを頭で考えなくてもよいくらい、振りを体に覚えこませることが重要です。

 

これは、カッコよく踊るための準備段階として、体に振りを覚えこませているという状態が絶対条件ということであり、体に振りが入ってスムーズに踊れるようになったら、カッコ良くなっているのかといったら、それは別です。

 

踊りが自分のものになっているかが大切です。パワーが足りなかったり、振りを踊ることに夢中で必死さが出てしまうと踊らされているかんじに見えてしまいます。

 

そのことについてはこちらの記事も参考にしてください。

http://emojizo.hatenablog.com/entry/2017/11/13/005847

 

 

それから、動きの表現力として、音にしっかりはまっている必要があります。音を表現するとカッコよく見えます。言葉で表現するのが難しいのですが、バンという音にはバン、ドンという音にはドン、とイメージできる踊り方をします。

 

音をしっかり聞いて、その音と動きがリンクするように踊ることを意識します。アクセントのある音なのに、アクセントのない動きやキレがない動きだとリンクせず、カッコよさはうまれません。

 

それから、イメージ力!!例えば、バンっていう音でアクセントをつけたいときに、頭の中でも心でも全身でバンっていう音を感じて出すイメージ。感じて踊る。アクセントのある音を言いながらやるとイメージしやすいかもしれません。そういう表現力もカッコよさに繋がります。

 

 

歌詞がある場合は、歌詞と表情がリンクしていることも大切です。切ない歌詞なのに、ニコニコ笑顔で踊るとフィットしません。

 

さらに、研究してほしいのは首や顔の角度や手の位置など、自分がかっこよく見えるところを見つけることです。例えば、首を斜め45度くらいに傾ける振りがあったとして、ある人は微妙にアゴを引いたほうがカッコいい場合があったり、ある人は顔の向きを微妙にズラしたほうがカッコいい場合があります。大きく違うわけではなく、微妙な調節をするかんじです。それが個性になっていきます。

 

●メリハリのつけ方●

力を抜いて、瞬間的に入れてキレを出すのも、メリハリの1つと言えます。その他に全体を通してでも、一部分の振りを見た中でも、大きく踊るところと繊細に小さく踊るところの差をつけることもメリハリを出す方法としてのテクニックです。

 

メリハリは、力配分の差や動きの大きさの差で出すことができるので、全部を100パーセントのパワーで全部大きく踊るのができるようになったら、パワー配分と大きさの配分を考えて、個性を出していったらいいと思います。

 

大きさの配分なんですが、今の踊りの可動域よりさらに大きく踊る練習もしてみると良いでしょう。今手が届く範囲のもう一つ先まで大きく踊る。そうすると、次の音や振りに間に合うようにシュッと動くから、キレもでる。最初からうまくできることではなく、コツコツと練習が必要ですが、やっていくうちに体幹も鍛えられてきて、芯ができてくると思います。

 

 

いかがでしたか?ダンスを上達させたい方の参考になれば嬉しいです。

 

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★ダンスクラス新規オープン★

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大人の方の8月と9月のレッスンはこちらから。

http://emojizo.hatenablog.com/entry/2018/07/24/150737

 

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ダンスで表現力をアップさせるには?!

表現力についてのご相談や質問が多いので、表現力について書いた記事をまとめました。参考にしてください。

 

表現力をつけるには、まず自分を知ることが大切です。表現力には、顔の表情と動きの表現があり、どちらが足りないのか、自分はどのように表現したいのか明確にする必要があります。

 

表現力について書いた記事があるので、読んでみてください。(^ ^)
わからないことや、練習方法をどうしたらよいかなど、さらに質問がありましたらお気軽にメッセージください。

 

表現力を身につけるには
http://emojizo.hatenablog.com/entry/2017/08/08/173401

ダンスで表現力をつけよう①
http://emojizo.hatenablog.com/entry/2017/02/23/095146

ダンスで表現力をつけよう②
http://emojizo.hatenablog.com/entry/2017/02/24/100645

 

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楽しんで踊っているのに、、、

小学生からご質問をいただきました。小学生でこんなふうにしっかり説明して、相談できるってすごいなと感じます。自分がどうなりたいか、どうしたいかを考えて行動できているところが素晴らしいなと。

 

表現力を磨きたい人がみんな通る悩みだと思うので、許可を得てシェアさせていただきました。

 

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〈ご相談のメッセージ〉

 

チアダンスをやっている小3です!ダンス歴は6年目です。女子です。一週間後にレベルが上のクラスに入るためのオーディションがあります。私は楽しんで踊っているつもりなのに先生やお母さんから「楽しんでる?」ときかれます。どうしたら楽しんでいるように見えるか教えて下さい‼一週間でどのような練習をしたらいいですか?

 

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〈石川の返答〉

 

ご質問ありがとうございます。
楽しんで踊っているなら、それで大丈夫だと思います。お母さまや先生が、あなたがチアダンスを楽しめているか、気になっていての質問であれば、「楽しんでるよ!」と伝えられれば問題ないと思います。

 

そして、「楽しい気持ちを踊りで表現したい」のであるならば、また別の話しです。


・笑顔で楽しい表情で踊っているか
・大きく、体全体を使って踊っているか
・元気があり、キレがあるか
・パワフルに踊っているか
など、です。

 

心は楽しんでいても、動きが小さかったり、パワーがあまりないダンス になっていたら、楽しんでいるように見えない場合があります。

 

練習方法として、おすすめなのは自分の踊りを撮影して、自分で見てみることです。見てみると、もっとこうしたい、というところが見つかるかもしれません。

 

そして、笑顔で踊ることも、最初は難しくできない人も多いです。表情は思ったより伝わらないことが多いので、練習でやり過ぎくらいおもいっきり笑顔をやってみて、あとで調整してもよいと思います。

 

ダンスも同じように、やり過ぎくらい大きく踊ってみて(いつもの100倍くらい)、あとで調整すると良いです。

 

おもいっきりやる!ということです。

 

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自分が現役でダンサーをやっていた頃を思い出しました。ダンスで表現するってことをたくさん考えていたなぁと。学生時代は笑って踊ることもできなかったし、表現力には苦労した記憶があります。顔に出やすい人と出にくい人がいて、私は出にくい人だったんですよね。でも、今は自分の感情を出して表現するのは大好きです。

 

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1番大切なのは「恥をかく覚悟」

高校生の方からダンスについての質問をいただきました。誰もが通る悩みで、同じような悩みを持った方のために許可をもらい、シェアさせていただきました。

 

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 〈ご相談のメッセージ〉

 

はじめまして!ダンスをやっている高校2年生です。高校に入ってからダンスを初めました。部活ではダンス部、ダンススクールにも通っていて進路もダンス関係にしようと考えているのですが、最近ダンスが上手くならなくて悩んでいます。とくに自分で表現して踊ったりするフリースタイル系が苦手です。自分ではもっと自由に踊りたい気持ちはあるのですが、周りを気にして動きをごまかしたり、経験を気にして自信なさげになってしまったり…。自分よりも経験年数が多い人の方が周りにたくさんいるのでその中で自由に踊ろうとすることがなぜか怖くてできません。それにその自信のなさから、友達にダンサーさんのワークショップに誘われたりしても「自分は置いてかれるだけだろうな」と思い参加を断ってしまったり…本当はプロ並みに踊りたいのに、それでどのワークショップやレベルにもついていけるような技術が欲しいのに。どうすれば自分を表現して自由に気持ちよく踊れるようになれますか?

 

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〈石川の返答〉

 

ご質問ありがとうございます。
その気持ち良くわかります。というのも、私もそうだったし、今プロになってるダンサーも、誰もが通ってきた道で、うまくなるために、はじめはみんな勇気を出します。

 

周りの目が気になるのは、周りの人からの評価が気になるのだと思います。笑われたら嫌だな、下手だと思われたら嫌だな、できないと悲しいな、という気持ちがあるからだと思います。でも、上手な人はすでに経験してることなので、どんなに下手でも一生懸命にやってる人を見下す人はあまりいません。

 

今一番必要なのは、「恥をかく覚悟」です。おもいっきり踊って、たくさん恥をかいたほうが、明らかに上達します。全然ついていけなくても、ワークショップに参加して、その場でできなくても、家で自分でできるようになるまで練習するという気持ちで受けると良いと思います。

 

できるようになるためには、できなくて悲しい、できなくて悔しい、できるまで頑張るという体験をたくさん積むことです。

 

私の知り合いにも、18歳でダンスを始めて20歳でプロのダンサーになった人は何人もいます。そういう人たちの共通点は、できないから恥ずかしいという気持ちよりも、上手になりたい気持ちの方が上回っていて、できなくても楽しんで踊ってました。(^ ^)そして、上達が目にみえてわかるくらい、ぐんぐんうまくなっていきました。

 

フリースタイルは、たくさんの動きが自分の中にしみこんでないと、なかなかできなかったりします。頭で考えないと動けないからです。音を感じて踊るためには、やはり変な動きになってもいいので、とにかくやってみること。だから、やはり経験するしかないです。たくさんやってみる、たくさん恥をかく、たくさん悔しい気持ちになる、できたときに自信がつくの繰り返しです。

 

その中で楽しいこともたくさんあるので、自分のために頑張ってみてください!勇気を出すことです。(^ ^)

 

 

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高校生の時期は自分と向き合うこともできるようになりますし、成長できる良い時期だと思います。悔しく思いもたくさんして、それ自体も楽しむ気持ちで取り組んでもらえたらと思います。

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あとから入った子が先にクラスが上がる

 ネットで検索して、私のブログを開いてくださる方がまあまあいらっしゃり、ブログ更新できてないにも関わらず、あと5名でLINE@登録者が100人になります!(^_^)嬉しい!ありがとうございます!!自分のペースになりますが、これからもお役に立てるような記事を書けたらいいなと思っています。

 

そして、メッセージや相談をくださる方、ありがとうございます。嬉しいです。できる限りアドバイスしたいと思ってます。

 

今回は、ダンスを習っている息子さんをお持ちのお母様から相談がありました。なぜ、自分の息子だけが上のクラスに上がれないのか、後から入った子が先に上がるのか、悲しい気持ちもあり、息子に何をしてあげたらよいかというお悩みでした。私は、私自身そのような悔しい経験もあり、また、ダンス講師として仕事をしてきた経験から生徒を見てきて思うこともあり、それをふまえてメッセージをさせていただきました。

 

相談者のお母様にも快諾いただき、同じ悩みますがある方の参考になればと思い、シェアさせていただきます。ありがとうございます。

 

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〈ご相談のメッセージ〉

 

息子のダンスで悩んでいてここにたどり着きました。2年ダンスに通っていますが後から入った子ばかり上のクラスに行きます。私がダンスを見に行かなかった時に先生から○年生以上は希望で上に上がれると話があったそうです。息子はレッスンに参加して聞いていて嬉しそうにしてたのに。私が先生に聞いたら難しすぎて上がれないといわれました。でも今日の練習終わりには息子以外の子には上のクラス見学していいよ!と声をかけていました。悲しすぎて涙が止まりません。自信がなく、レッスンに集中出来ない所がありますがダンス好きです!親として何とかしてあげたい。でもどうしていいかわかりません。

 

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〈石川の返信〉

 

ご連絡ありがとうございます。それは悲しい気持ちになりますね。上のクラスに上がるのを楽しみにしているのですね。

 

まず、私が確認したいのは、先生は差別しているのではなく、一人一人のレベルを見て、どちらのクラスの方がその子にとってより成長につながるかを判断しているのではないか、ということです。もしそうであれば、今回のことは息子さんとお母様にとってチャンスだと思います。

 

楽しむためだけのダンスであれば、どのクラスでも良いと思いますが、ダンスを上達したいという気持ちがあるのであれば、今のクラスで自信がつくほど、踊り込むのことをオススメします。

 

とても勇気がいることですが、息子さんが自分のダンスと向き合うタイミングがきてるのだと思います。どこができてないのか、どうやったらカッコよく踊れるのか、一人でも見せられるくらいになるにはどうしたらいいのか、自分で考え、自主的に練習するようになるために必要な経験だと感じてます。自主的に自分が目指す道に進んでいくという機会です。なので、お母様も見守ってあげてください。お母様がやることは自分の息子を信じて見守るです。

 

もし、周りの子とレベルも変わらず、差別なのではと感じるのなら、息子さんが先生に詳しく聞くのが良いと思い思います。先生は難しすぎて上がれないとのことでしたので、それを説明してもらえたら、本人もそれならどうするかを考えると思います。

 

私はクラスのレベルや息子さんのレベルを知らないので、自分の経験からお話させてもらってますが、例えば、周りの子と一緒の方が楽しいかなと思い、クラスを上げたときに、今よりもさらにわからないことが増え、あまり動けず、ダンスが楽しいと感じなくなってしまう場合や、さらに自信を失くしてしまう場合があると思います。せっかく好きでやっていたダンスを辞めてしまう場合もあります。

 

なので、今のクラスでダンスが好きだという気持ちを爆発させて、楽しく取り組んでいくのもいいのかなと思います。レッスンで集中できなかったとしても、あまり問題ではなく、家に帰ったときにどれだけ練習するか、どれだけ自分らしいダンスにしていくかが大切です。そこに意識を向けて、ダンスを楽しんでほしいです。

 

自分のダンスに意識を向けることができたら、実はクラスはどちらでも良いのだと理解できるようになると思います。(^^)

 

頑張ってください!また、心配なことがあれば何でも相談してください。

 

〜 一部省略 〜

 

お母様も悲しい気持ちでしょうが、その気持ちを大切に味わって、息子さんを信じる気持ちで見守ってください。

 

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〈相談者さまからの返信〉

 

お返事ありがとうございます😊昨日は悲しくて涙が止まりませんでしたが、チャンスと思い見守ってあげたいと思います。言われたことにショックで何もかんがえられなかったですがモヤモヤしてた事がスッキリして前を向いて頑張って行けそうです(!)ありがとうこざいました😊

 

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熱心なお母様で優しい方だというのが伝わりました。これからが伸びるときだと思うので、ダンスを楽しんでいってもらいたいと思います。

 

オーディションで落ちたり、自分だけクラスが上がらなかったりという悔しい経験は、ダンサーに限らず、たくさんの方が経験していることだと思います。ここで、「自分はダメなんだ」、「もう嫌だ」と自己否定していじけるパターンも経験としてはありだし、そういうときもあるし、そのときはそれを味わって自分を感じて認めてあげることをしたら良いと思います。

 

しかし、「自分には素敵なことが起きている」と気付いてほしいと思います。いつだって、みな最高のタイミングで最高のことが起きています。だから大丈夫なんです。そこに気付けるかで、その後がかなり違います。悔しい経験をバネにして頑張るということもありますし、一見悲しい出来事だと思ってもそのおかげで、お金を払っても手に入らない学びが得られることもあります。その悔しい経験に感謝できる日が来るのだと思います。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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ジャズダンスやバレエの基礎「引き上げ」について

今年最後に何かダンスについて書きたいと思っていたら、なぜか今ピンときたのでこの「引き上げ」というテーマで記事を書きたいと思います。

 

引き上げとは、体の状態のことで、これがないジャズダンサーやバレエダンサーは「基礎がない」ように見えます。基礎がないというのは、体に芯がないような踊りに見えたり、無駄な動きが多くなる場合がよくあります。これは、文字で説明するのは難しいのですが、やってみたいので、なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。

 

引き上げは、体幹を鍛えることにも繋がります。自分の体の内側に向く力でもありますが、ギュッと固めるような力の入れ方ではなく、止めず突き抜けるような力の入れ方です。例えば「立つ」という基本中の基本の動作でも引き上げは重要で意識する体の場所はたくさんあります。その中でもわかりやすいことをいくつかあげてみます。

 

●頭は天井の方に引っ張る意識、足は地面に吸い込まれてるような意識、頭と足が引き合っているようなイメージ

 

●内腿はお互いにひっつくようなイメージ、バレエであれば内から外に回すようなイメージで、足に螺旋のエネルギーが下から上に上がってきてるイメージ

 

●お尻の穴は内側にしめ、背骨にそって体の中心を突き抜け頭から抜ける感じ

 

●お尻の筋肉を内側にしめ、下尻がキュッと持ち上がる

 

●お腹をしめる。おへそが背骨の方に軽く引き寄せられるイメージ

 

●胸は開き、肩もそれに合わせた位置で下げ、背筋を伸ばし、首も伸ばす

 

「立つ」というだけでも、意識するポイントがたくさんあり、初心者で全てを意識して立つのは難しいと言えます。

 

これを意識するだけで、体のラインが変わります。そして、これを踊っているときにほぼずっと意識している状態でいます。なので、意識するというより、体が覚えていてそれが普通の状態になるようにします。

 

あの人はバレエをやってそうだ!と道行く人でバレエをやっていそうな人を見つけることがあると思います。これは、バレエをやっている人が普段から引き上がった状態でいるため、周りに比べて姿勢がよく目立っているからです。

 

体が柔らかく、踊るとお腹が出ていたり、反り腰だったりする人は、この引き上げを自分のものにできると姿勢が変わってきます。

 

この引き上がった状態を基礎に踊るのですが、ここにさらに足を上げたり、手を使ったりするとそこにその動作に必要な引き上げの意識が必要になります。手も足も伸ばした方向に螺旋のエネルギーがあり、基本的にはひっぱりあっています。引き上げるというのは、私的には力を入れるという表現より、ひっぱり合うという表現の方がしっくりきます。

 

手も足も力を入れて伸ばすというより、付け根から螺旋のエネルギーが伸ばした方向に進んでいっていて、足や手を超えたその先まで続いているのです。遠くに引っ張るイメージという感じです。手は手の長さの範囲で、足は足先の長さの範囲までで意識が止まっていて、そこで止まってるような感覚ではなく、その先もずっと自分の手や足が続いてるような感じで使います。それをやると表現がまるで違って見えます。

 

引き上げは、ダンスをやる上ではかなり重要なので、私はまず引き上げの仕方を教えます。どんなに小さな子でも意識できる子はできます。先生が、生徒が2、3歳だとまだ難しいだろうと判断しそうなことですが、わりとできます。体を締めること、引き上げができるようになると、足を上げたり、ジャンプしたり、ターンしたりがとてもきれいにできるようになります。

 

引き上げの練習は、想像力も使い、とことん自分の体と向き合うことになります。感覚が大切で始めはピンとこなくて、難しいと感じるかもしれませんが、コツコツ頑張って自分のダンスに磨きをかけていただきたいです。

 

 

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今年は私のブログを読んでくださり、ありがとうございました。気まぐれなタイミングでの更新ですが、これからもよろしくお願いします!

質問などありましたら、LINE@に是非メッセージをお願いします。

 

 

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